栄養学を学び、社会にいかす女性たちのストーリー
栄養学の学びをいかして、生き生きと働き続けられる社会は、
きっとみんなが健康になれる社会。
創立以来、本学の卒業生は、5万人を超えています。
今回新たな企画として、様々な領域で働き続ける卒業生たちの姿を通して、栄養学のおもしろさや食の仕事の魅力をお伝えすることにしました。現在栄養学を学んでいる学生の皆さん、これから栄養学を学ぼうと考えている高校生の皆さん、そして社会で働き出した皆さんにとっても、その先にある専門職としての成長やキャリアを見通すことのできるメッセージになっています。
21世紀を生き抜いた本学創立者の香川綾(1899-1997)は、「これから栄養学の時代が必ずくる」という思いで、学園づくりに取り組みました。1950年の女子栄養短期大学の開設に始まり、1965年に全国初の栄養学部の誕生、そして1969年から1997年にかけての大学院の修士課程?博士後期課程の開設、充実へと学園づくりは続きました。
創立者香川綾の98年の生涯はこちらから
今の社会に、様々な領域で働き続ける卒業生たちの姿があるとしたら、「今こそ、栄養学の時代」といえるのではないか、その検証にもつながると考えています。
今回は、14名の卒業生たちからいただいたメッセージをご紹介します。食品から料理?食事まで、その分析?開発から販売?提供まで、健康増進から病気の治療まで、子どもから高齢者まで、こうした様々な領域で、様々な人たちとの関わりの中で、栄養学はいかされています。これからも、引き続き、生き生きと働く卒業生の姿を発信していきます。
※2021年12月時点
“美味しい”を届けたい
その気持ちがすべての
スタートでした。
カルピス(株)
代表取締役社長
菅原 順子
さん
料理の基本を追求し、
誰もが作りやすく、
おいしい家庭料理を
提案し続けます。
料理研究家
㈱スタジオナッツ 代表取締役
小田 真規子
さん
自分で道を切り拓く
おもしろさがありました。
コンパスグループ?ジャパン(株)
グループ営業開発部門
営業開発企画プロポーザル部
マネジャー
佐藤 愛香
さん
何事にも柔軟に
取り組み続けることで、
期待される役割と自らの
目標に出会えます。
エームサービス(株)
IDSセンター フェロー
西山 英子
さん
栄養からのアプローチで
健康なまちづくりを
目指していきます。
厚生労働省 健康局健康課
栄養指導室 室長補佐
齋藤 陽子
さん
栄養学は、スポーツを
キーワードに、
人々の健康に寄与できる
魅力的な学問です。
(独)日本スポーツ振興センター
ハイパフォーマンスセンター
国立スポーツ科学センター
スポーツメディカルセンター
コンディショニング課 副主任研究員
亀井 明子
さん
管理栄養士として
なにをすべきか、患者さん
との関わりの中から
見出していきます。
(国共連)虎の門病院
栄養部 部長
土井 悦子
さん
「食」?「栄養」には、
治療を支える力と
患者さんの喜びや楽しみに
なる力があります。
杏林大学医学部付属病院
栄養部 副部長
塚田 芳枝
さん
人生の最後まで、
どうしたらおいしく
食べられるか、
考え続けています。
(福)さくら会 介護老人保健施設
ケアセンター南大井
副所長/栄養係長
井上 佐知子
さん
かけがえのない子どもたち
一人一人の成長を支え、
健康を守ります。
飯能市立飯能第一中学校
教頭
芦川 恵美
さん
ホンモノに触れることで
生徒たちは生活に実感が
持てるようになります。
埼玉県立川口高等学校
教頭
白井 里佳子
さん
おいしく?大好きな
給食の実践が、
食を楽しめる人を育てます。
所沢市立第1 学校給食センター
栄養教諭
高橋 澄子
さん
お客様の日常に寄り添える
ことが、この仕事の一番の
やりがいです。
(株)東急百貨店
食品統括部 第二食品部
菓子?ベーカリー?嗜好品バイヤー
鹿島 淑子
さん
確かな分析試験の先には、
正確な情報をもとに
食品選択できる社会が
あります。
(一社)日本食品分析センター
受託サービス部 課長
吉原 路子
さん